子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会

2020年8月13日、片岡春雄寿都町長が「高レベル放射性廃棄物最終処分場選定の文献調査への応募」の検討をしていると報道がされました。地元の寿都町民は何も知らされておらず、寝耳に水の状態でした。

人間がそばに立てば、わずか数十秒で死んでしまうような強烈な放射能を持つ核のゴミ、無毒化されるまでに10万年もかかるような核のゴミ…。それほどまでに危険なものを、私たちの町に持ち込ませるわけにはいきません。
子どもたち、その子どもたち、さらにその子どもたちが寿都で平和に生きていくためにも、声を上げるべきだと私たちは立ち上がりました。

その後、私たちの声に耳を傾けることもなく、10月8日に片岡町長は正式に文献調査への応募の意向を表明しました。
しかし、私たちは諦めることなく文献調査応募の撤回を求めて声を上げ続けます。

私たちの町に核のゴミはいりません。
美しい海と山と川にそんなものは似合いません。
文献調査への応募は撤回してください。

町民の皆さん、北海道の皆さん、全国の皆さん、私たちに力をお貸しください。私たちは、寿都を守るため立ち向かっていきます。

子どもたちに核のゴミのない寿都を！町民の会
（2020年9月10日　設立宣言文より抜粋、加筆）